65周年事業報告


実行委員長挨拶


 岩手県神道青年会は昭和二十四年、民族精神の恢復と国家再興を目指し、先輩諸賢の赤誠を以て発足されて以来、斯界の尖兵としての気概を胸に、時局を見据えた積極果敢な活動を続けて参りました。その精神は今も確かに受け継がれ、現在も多くの事業を実施しております。
創立六十周年から二年後の平成二十三年三月十一日に発生した東日本大震災…私達から大切なものを奪い、身にも心にも今も癒えぬ大きな傷跡が残されています。

 当県を始め東北各地は未曾有と言える震災からの復興に身も心も捧げ、私達青年神職も微力ながら、被災当初より、ただ「ひたすらに」美しきふるさとを取り戻す為、復興支援活動に邁進しています。
 それら支援活動の中で、我々神職の最も大切な努めは「祈り」であり、神道は人々の祈りと共に育まれ、心の荒廃が叫ばれている今、心の拠り所としての神道の役割、立場は更に重要視されていることを実感致しました。悠久の歴史と共に大切に守り繋いできた姿。神社祭祀の復興こそが被災地の活力、再生に繋がる一助となるはずです。

 その祭祀の中心となるものは、四季折々に巡る自然の中で春には豊穣を願い、秋には収穫を感謝し、神代より受け継がれた稲作を中心に神の恵みと祖先の恩のもとに生きてきた日本人の本来の姿と美しい心ではないでしょうか。
瑞々しい稲穂がたわわに稔る「瑞穂の国」と称された我が国も、先の震災で沿岸地域の田畑も大きな被害を受け、その美しい姿を取り戻す為に今も厳しい道程を歩んでおります。

 神道は、「言挙げせず」、明言しないことを美徳としてきました。昔なら黙っていても親から子へその背中から自然に伝わった精神文化も、地域共同体の多くが崩壊し核家族化が進んだ現在、黙しているだけでは受け継がれなくなっています。この問題は家族間ばかりでは無く、我々斯界も直面している問題ではないでしょうか。「伝える」の言葉の通り、「人」に伝えるには「云」わなければならない時代になっております
古くから我が国は「磯城島の大和の国は言霊の助くる国ぞ真幸くありこそ」と「言霊」の力を信じて参りました。震災から復興へと歩む中で、神社祭祀を通して沢山の人と人が繋がり、心とこころが強く結ばれました。その「こころ」を次世代へと私達が確実に「繋いで」、「伝えて」いかなければなりません。

 今周年は「繋心 ~未来へ繋ぐ心とこころ~」と題し、当会では例の少ない「五」周年の区切りとして開催致します。今だからこそ出来ること、自らの思いを繋ぎ、伝える為には自らが体験しなければなりません。今後も被災地の復興と共に、日本人として生まれてきた自覚と誇りを持ち、神道を基とした祖国日本の素晴らしさを自らの言葉で来る七十周年、そしてその先の確かな未来へと繋いでいくべく、「瑞穂の国復興」と題した米作りを初め様々な記念事業を展開し、当会の更なる飛躍と発展を期する為に邁進して参ります。創立六十五周年を迎えるにあたり、先輩諸兄を始め、御協力を戴きました皆様に篤く御礼を申し上げますと共に、今後共変わらぬ御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

実行委員長 菅原政憲
平成26年6月20日


岩手県神道青年会創立六十五周年記念事業趣旨

主題「繋心 ~未来へ繋ぐ心とこころ~」

我々岩手県神道青年会は昭和二十四年、民族精神の恢復と国家再興を目指し、先輩諸賢の赤誠を以て発足して以来、斯界の尖兵としての気概を胸に、創立の精神を受け継ぎ、斯界の興隆と時局を見据えた積極果敢な活動を続けて参りました。そして平成二十六年三月二十日、創立六十五周年の佳節を迎えました。

今、当県を始め東北各地は未曾有とも言える震災からの復興に身も心も捧げ、私達青年神職もただ「ひたすらに」美しきふるさとを取り戻す為、復興支援活動に邁進しております。

その震災で県内はもとより東北沿岸地域の田畑はその美しい姿を失い、今も復興に向けて厳しい道程を歩み続けています。古来、我が国は稲作を中心に発展し、瑞々しい稲穂がたわわに実る「瑞穂の国」と称され、その大切さは日本の神話から紐解かれ、瓊瓊杵尊が高天原から天降る際に、天照大御神は天上の田で育てた稲穂を授け、「地上で大切に育て継承しなさい」と命じました(斎庭の稲穂の神勅)。

それは一年を通し、豊穣への願いと収穫に感謝する祭祀と共に、現在に至るまで大切に受け継がれています。四季折々に巡る自然の中、春には豊穣を祈る祈年祭、秋には収穫を感謝する新嘗祭を斎行し、神代に託された瑞々しい稲穂が今も神々に大切に献げられています。日々、神の恵みと祖先の恩のもとに生きてきた私達は、「いのち」を尊び、常に若々しく輝かせ、その美しい姿を次世代へと繋いでいかなければなりません。

今周年記念では被災地の復興と共に、日本人として生まれてきた自覚と誇りを持ち、祭祀を基とした祖国日本の素晴らしさと心の豊かさを喧伝し、その姿を七十周年、そしてその先の未来へと繋いでいくべく、「瑞穂の国復興」と題する米作りを中心とした左記の記念事業を展開し、神社神道の宣揚に努めると共に、当会の更なる飛躍と発展を期する為に邁進して参ります。

平成二十六年四月吉日

記念式典・祝賀会

○創立六十五周年報告祭
○創立六十五周年記念式典
○創立六十五周年記念祝賀会

記念事業関係

○「瑞穂の国復興米づくり」事業(平成26年4月より)
○「懸税奉納参宮旅行」 (平成26年11月予定)
○「被災地への献米奉納活動」 (平成26年11月予定)

各委員会との連携

○広報委員会
 ホームページ、巌神青での事業報告等
○事業委員会
 記念事業関連記念品の検討等
○時局対策委員会
 時局対策研修会の開催等
 


岩手県神道青年会創立六十五周年記念事業

東日本大震災復興活動「瑞穂の国復興米づくり お田植え祭」 次 第

日 時 平成26年5月31日 午後2時

定刻 斎主以下祭員参進
 
次に 修祓
次に 降神の儀
次に 献饌
次に 祝詞奏上image001
次に お田植えの儀
次に 玉串拝礼
   一、斎主以下祭員
   一、稲葉神社 宮司 菊池 顕裕様
   一、岩手県神道青年会会長 yoshi田 浩明
   一、奉仕員代表
次に 撤饌
次に 昇神の儀
次に 宮司以下祭員退下

お米作りにあたって

お米作りは、神話にもニニギノミコトが天照大御神さまから稲穂を授かり、歴代の天皇陛下に受け継ぎ、日本の国造りに励んできたことが記されています。今も天皇陛下自らがお田植えをし、秋には刈り取りをして、天照大御神さまを祀る伊勢の神宮や宮中の賢所に初穂をお供えし「今も戴いたお米でもって日本の国を治めております」、と奉告しているのが、伊勢の神宮の大事なお祭り「神嘗祭(かんなめさい)」と、宮中でのお祭り「新嘗祭(にいなめさい)」です。

美しい四季と豊かな風土に恵まれた我が国は「瑞穂の国(瑞々しい稲穂が郷々に実る美しい国)」と呼ばれています。豊かな自然と共に稲作を中心に日々の暮らしを営み、全ての食べ物に感謝の心を献げて参りました。

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その中でもお米は「稔るまでに八十八回も手を掛ける」と言われるように沢山の時間と労力が必要です。お田植えもその中の一つです。お田植え祭は、苗を植えるにあたり豊かな稔りになるように祈願するお祭りです。大神さまに感謝をしながら、汗を流して、黄金の花の咲く秋には美味しいご飯が食べられるように少しでも米作りの苦労や自然の豊かさを実感、体験してみましょう。

 

 

 

稲刈り行事

日時:11月18日(土)午後より
場所:斎田(北上市和賀町後藤)
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