会長挨拶


就任挨拶

第30代会長 藤 原 大 修

畏くも上皇陛下におかせられましては、平成の御代の三十年に余る年月、日本国と日本国民統合の象徴として、常に私共国民の安寧と世界の平和を祈ってこられた大御心に深く感謝申し上げますとともに、令和元年五月一日、第百二十六代天皇陛下が御即位遊ばされましたこと大慶至極に存じ上げます。万世一系の皇統を紡ぐ皇室を戴き、尊き大御心のもと国民が心豊かに日々の生活を営める我が国の美しい国柄を誇り、謹んで誠寿の万歳と皇室の弥栄をお慶び申し上げます。そして、御大典諸儀式の諸準備が滞りなく執り進められておられますこと、また、神宮におかれましては諸祭恙なく斎行されておられますこと慶賀に存じ上げます。

 岩手県神社庁様をはじめ先輩諸賢並びに関係各位におかれましては常日頃より岩手県神道青年会に対し多大なるご指導とご鞭撻を賜っております事に心より御礼申し上げます。

去る平成三十年十一月七日に開催された臨時総会におきまして会長にご選任を頂きました。岩手県神道青年会第三十代会長の大役を仰せつかる事となり、昭和二十四年の創立より先輩諸賢が卓越した見識をもって活動を展開し築き上げ紡いでこられた歴史を次世代に受け継ぐべく、その重責に身の引き締まる思いでございます。もとより浅学非才の身でありますが、斯界の発展のため誠心誠意努力し、会員一同と未来に向かい力強く歩みを進める所存でございます。

青年神職の信念と決意を結集して創立されて以来、皇室国家の護持と祖国復興・神道興隆の精神を受け継ぎ、民族精神の恢復と道義国家の再興を目的に、時局を見据えた積極果敢な活動を展開してきた本会は平成三十一年三月、創立七十周年の節目を迎え新たな歩みを踏み出しました。現代社会は多くの要素、要因が絡み合い、これまでよりも予測不能な時代であります。そして、不安定な国際情勢が明確に目に映り、想像よりも世界は広く複雑であるのだと実感します。また、日本国に目を向ければ周辺諸国からの深刻な脅威に直面しています。更には斯界の抱える問題も人々がもつ価値観の多様化、多岐にわたる分野において起こる技術革新がもたらす変化、生活環境の劇的な変化により多種多様化してきています。このような中にあっても、問題解消を諦めず、青年神職としての立場から課題を明確に見定め、解決するための行動を起こしてまいります。そして、決して忘れることのできない東日本大震災発災より八年以上が経過しました。発災当初より全国の皆様から戴いた献身的活動の数々に感謝するとともに、真の復興に至るまで活動を行ってまいります。

人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つことで、梅の花のように日本人が明日への希望を咲かせる国であるようにと願いが込められた新たな時代、私たちは可能性に満ち溢れた「今」を生きていけることに感謝するとともに、国の隆昌と世界の共存共栄を祈り、行動する責務があります。先輩諸賢の皆様におかれましては、私たち会員に対しご指導を賜りますよう、また会員各位にはご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げ会長就任の挨拶と致します。

(令和元年6月)

 

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