6月15日、16日の両日に渡り、東北六県禊錬成会が福島県郡山市を会場に開催された。
未曾有の被害をもたらした東日本大震災から早くも五年が経過したものの、福島県においては原発事故の影響により、未だ多数の人々が県の内外で避難生活を余儀なくされているなど、復旧・復興が遅々として進んでおらず、地域コミュニティの存続が喫緊の課題となっている。また放射能による健康影響等に対する不安を日々抱えており、とりわけ食品の安全性の問題、風評被害など過去に例のない深刻な状況に悩まされている現状を鑑み、福島の復興へ向けての様々な取り組みを国政及び地方行政の視点から学び考える場とすることを目的とし開催されたもの。
第一講は『真の政治主導 復興大臣617日~新しい東北~』と題し元復興大臣 衆議院議員 根本匠先生に、第二講の禊行は福島県神社庁神道行法錬成行事道彦君島義範先生、福島県神社庁神道行法錬成行事助彦村上真也先生にそれぞれ講義賜り、第三講は『福島県産食品の安全を学ぶ』と題し福島県農業総合センターを見学した。
懇親会に於いては福島の美味しいお酒を堪能しながら、六県一枚岩の団結力を発揮し大いに盛り上がった。