本研修会は、令和元年度以来、3年ぶりの開催となり、東北の各県より青年神職53名が参加して行われた。
開催にあたり、福島県神社庁副庁長佐藤大和様、福島県神社庁教化部部長山名隆史様、神道青年全国協議会会長小林慶直様を御来賓に御迎えし開講式を執り行った。
第1講では、経世論研究所所長の三橋貴明先生を講師にお迎えし「神社がこれから生き残っていくためにはどうすべきか」というテーマで講演頂き、普段の生活の中で何気なく属している地域や国の共同体に注目したお話や経済のインフレなどの事象を細かく分析、説明して頂いた。
第2講では、福島県神社庁参与の大國魂神社宮司山名隆弘先生をお迎えし「疫病・自然災害時に神社はどのように対応したか」というテーマで講演頂いた。先人達の疫病、災害への対応やそこからの復興への道のりや各神社で行われている神事の意味などのお話をいただいた。
2日目、第3講の禊行は福島県神社庁神道行法錬成行事道彦の古積義永先生をお迎えして、新舞子浜にて行った。小雨が降るあいにくの天気だったが、受講生一同真剣に太平洋の荒波の中で大祓詞を奏上し、身を清めた。
すべての講義を終え、閉講式では次年度担当県である宮城県神道青年会佐山会長が次回への抱負を述べて閉会となった。
日程 令和4年7月11日〜12日
場所 福島県いわき市「いわき藤間温泉ホテル浬」