東日本大震災復興祈願祭斎行


東日本大震災発災日を前に、「東日本大震災復興祈願祭」を上閉伊郡大槌町の天照御祖神社(藤本俊明宮司)で斎行し、会員など約30人が参列した。
前日は青年会事務局を中心に祭場準備を行った。
当日は、祭場の鋪設や神饌調整を進めつつ、祭員は習礼を行い祭典の確認を行った。
当初は、広く町内の人の参列や地元中学生による巫女舞の奉奏を企画していたが、新型感染症オミクロン株の拡大を受けて縮小しての斎行となった。
祭典に先立ち、境内から海を望み参列者全員で黙祷。

午前11時から祭典を執りおこなった。
修祓、献饌に続き斎主の駒形充聡副会長が祝詞を奏上。「朝日舞」を奉奏したのち、斎主をはじめ谷藤会長や来賓の坂本広行県神社庁長などが玉串を奉り拝礼した。
祭典終了後に挨拶した谷藤会長は「コロナの影響で行事も祭りもおこなわれない状況が続いているが、被災地域・住民の方々に寄り添っていきたい」と決意を表明。また坂本庁長は「〝心の復興〟といふことも叫ばれている。若い神職さんたちには、斬新な行動力ある活動をこれからも続けていただきたい」と期待を寄せた。

日時 令和4年3月5日 午前11時

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