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釜石鵜住居復興スタジアム工事安全祈願祭助勢

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日時 平成29年4月27日午後2時より

場所 旧鵜住居小・釜石東中学校跡

 

斎主

鵜住神社宮司 花輪宗嗣

 

助勢者

谷藤書記、菅原地区委員

 

12時50分に鵜住神社に集合の後、所役を決め会場へ移動。会場内にて施工側の司会の方と打合せをし習礼。

 

2019年ラグビーワールドカップにも使用予定の釜石鵜住居復興スタジアム(仮称)整備工事安全祈願祭を鵜住神社 花輪宗嗣宮司斎主のもと、斎行した。

祭儀には釜石市長を始めラグビー関係者、地元関係者、工事関係者また鵜住居小学校児童会長、釜石東中学校生徒会長など約100名が参列した。

祭儀では花輪宮司が祝詞奏上、菅原地区委員・谷藤書記が切麻散供の後、釜石市長や児童会長、生徒会長など16名が一斉に鍬入れ。

関係者から盛大な拍手が上がった。

 

このスタジアムが復興を更に後押しする促進力になる事を願わずにはいられない。

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岩手県神道青年会広報「巌神青」714号発行

岩手県神道青年会の広報「巌神青」714号を発行しましたので

下記のリンクよりPDFファイルを開いてご覧下さい。

巌神青 714号

東北六県神道青年会 東日本大震災物故者慰霊祭

3月11日、例年行われている岩手、宮城、福島三県による慰霊祭が、当会常任委員の藤原六県議長が斎主を、また菅原会長が祭員を奉仕し、他7名の会員の参加のもと、福島県浪江町初發(しょはつ)神社にて斎行された。
祭典では14時46分に黙祷の後大祓詞を参列者一同で奏上し、修祓、招霊、献饌に続き藤原六県議長が祭詞を奏上し、浦安の舞奉奏の後、玉串を奉って拝礼した。
道中では除染の為に取り除かれた土がサンドバックで何百と無造作に積み上げられていたり、人が住んでいるのかわからない状態の家々が連なっていて震災の生々しさを久しぶりに感じた。
春の日差しはあったが、風は冷たく肌寒い日。海はとても穏やかだった。
この時期になると「あの時を忘れない」という言葉をメディアで目にする。あの時から6年目の今日、「そのために」我々がしてきたことは一体何か。
あの時を経験していない子どもたちは今年小学1年生になる。あと10年もすればほとんどの子ども達があの時を知らないまま日々を過ごしていく。
高い防潮堤で海が見えない世界、予知技術の進歩で地震発生を数秒先に察知できる事実、減災という言葉に付随する安心感だけが独り歩きする。
我々生物が持つ「恐怖」という感情は決して退化させてはいけない。万事を尽くしても最終的にはその人の「判断」が生きるか死ぬかの境界線となる。そういった意味で、あの時のリアルをそのまま伝えていくのではなく、「そのために何をしたか」「これから先何をしていくべきなのか」を伝えていきたい。
年々参加者が少なくなっている慰霊祭の会場を見ながらそんなことを考えた。